新築マンション原始瑕疵や不具合






 購入に伴う希望は「とにかく静かであること。」で、最終決定する際に家族3人でマンションの工事現場に出向き、販売担当者(N営業部長)に次のことを直接確認した。


○私から、最上階だから屋上からの音はしないし静かですね。
また、受験前の息子からも静かだよねと念押しの確認をした。


○これに対し、N営業部長から音のしないフローリングを使用しているが、飛んだり跳ねたりすると階下に響くとだけの説明がありました。それだけなら静かであると家族全員が納得して契約する運びとなりました。しかし、入居後に次から次と連続して発生した不具合にはあきれ果てました。




1)風の出た夜間に壁・天井が叩かれているような音で起こされた。


2)屋上避雷針が強い風で揺れ、天井が振動並びにゴーン・ゴーン、ブルルル−等とウナル音で眠れない。


3)24時間喚起システムから吹込まれる冷気、風の音及び車両走行音で眠れない。


4)ロードヒーティングボイラーの温度設定等が悪く無駄なボイラー運転の連続。


5)夜間照明が同時建設の隣のマンションより30分程早く点灯し、30分程遅く消灯。(センサーが日陰に設置されたため。)


6)駐車場と道路境界のブロック塀に、近隣住民の雪捨てで2m程の高さに積み上げられ車両の出入りが危険。


7)マンション植栽周りの土ホコリが近隣並びにマンション最上階まで吹き上げられ、真夏の窓明け・干し物に支障が出た。




 購入後の定期点検が実施され、不具合箇所は次のとおり修繕された。


1)初回定期点検(平成15年4月)

不具合箇所修繕 12箇所


2)1年定期点検(平成16年5月)

不具合箇所修繕 44箇所


3)追加修繕 (平成16年7月)

不具合箇所修繕 10箇所


4)一度修繕した箇所の手直し(その都度)

やり直しは、10回以上になっている。


5)まだ、これから修繕されるものが残っている。


※皆さんは,アフターとして不具合箇所を色々修繕していただいたとして喜びますか。
また、このような分譲会社は親切だと思われますか。


※これだけの、不具合を入居後に修繕するとしたらどのように思いますか。場合によっては、家財の移動もあり、修繕に付き合う労力は大変なものです。共稼ぎ世帯でしたら、そのまま我慢しますか。我慢できない場合はご夫婦のどちらかが、会社等を休んで対応しなければなりません。


※私の意見としては、入居前に建築士に点検を依頼し手直し修繕をさせてしまうのが賢い選択かとも思います。


※入居前に、完成マンションを建設会社から引き渡されるときに、分譲会社で責任持って点検・検査し引き渡ししますので、安心くださいと営業部長から言われて入居したのです。なのに、なぜこれだけの不具合で修繕することになったのでしょうか。その原因は、どこにあるのでしょうか。




1)サッシが防音用となっていても要注意。


○換気口から車両の音並びに近隣の犬の鳴き声・吠える声が入ってきます。

○換気口から風の吹き込む音が入ってきます。

○サッシの建付け不良は騒音のもとです。隙間から外の騒音が入ってきます。隙間に風が吹き込こみ騒音が発生します。


2)サッシの建付不良が全体的に存在


イ 内側サッシ(専用部分)
サッシの両側を中央に寄合わせると、上部に19ミリ程の隙間が発生しています。
分譲会社は欠陥でも不具合でもないと弁明していますが、ゆがんだサッシの枠内に四角いサッシを設置したら、必ず隙間が発生すると考えてください。そのままにしていると、冷気の吸い込み・外の騒音及びホコリの吹き込み等が発生してわずらわしくなります。


ロ 外側サッシ(共用部分)
全体のサッシは、閉めた状態で上部は5から7ミリほどの隙間がありました。
そのままにしておくと、風の騒音・冷気の吸い込み・外の騒音・ホコリの吹き及び雪の吹込みが発生してわずらわしくなります。


3)最上階を希望する場合は、屋上避雷針の設置方法に注意

 特に,エレベータマシンレスタイプによる避雷針設置マンションの最上階は騒音に要注意です。
 風の強い日に、屋上避雷針が揺れて天井が振動共鳴し睡眠等に支障がでます。分譲会社は、建築法上問題はなく不具合もない。また、騒音の原因特定できていない等と言って、責任回避する姿勢を貫いてきました。このような、マンションに入居したら大変な毎日の連続となるので要注意です。


4)床コンクリートの厚さに注意

薄いコンクリート床は、上・下階からの騒音に悩まされます。
上・下階でのトラブルでマンションからどちらかが退去した事例を伺っています。
飛んでも跳ねても階下に振動しない厚さは28センチ以上とのことです。
マンションの場合は、23センチ程がよいと言われていますが、建築士に確認することも良いかと考えます。


5)屋外ボイラーの不良


イ ボイラーの付近にススがでていたらボイラーの不完全燃焼です。

ロ 不完全燃焼が続くようであればバーナーが不良と考えられます。

ハ 風の強い場所に設置のボイラーは要注意。
雨・風・雪がボイラーの排気口に吹き込み結露する恐れがあります。そのまま放置しておくと、ボイラー内部の腐食等につながると考えられます。当方宅で、ボイラーのカバ―が焼け焦げたように変色しました。


6)ファンコンベクター(室内暖房)の不良。

 施工不良により温度センサーが正常動作しなかった。室内設定温度よりも、コンベクターの室内温度は5度から6度も高くなり、暖房が正常に作動しなかった。原因は、取り付け施工ミスと思われます。
 現在は、応急措置でセンサーを作動させて使用しています。


7)天井裏等の見えない部分の不具合

 隠れ場所等に不具合等が存在するのでよく確認をすることとします。キッチン天井裏の排気ダクトの潰れを発見しました。タタミの下に工事のゴミが放置されたままになっていました。
 すべての24時間換気口の中に工事の残骸が残されたままになっていました。


8)換気口から結露並びに雨漏れが発生。

24時間換気口の3箇所で結露・雨漏れが発生しました。


9)風呂天井裏の換気扇から騒音発生

 強い風で換気口に風が逆吹込みして、換気扇からパタ・パタと音が出ています。
 分譲会社は、不具合と認めず改善の対象から外されています。




1)屋外フード下部のコーキング施工なし。(補修済み)

強い風・雨及び雪等の吹き込み原因となります。
また、風が換気口に吹き込む騒音の原因ともなりますので要注意です。


2)バルコニー手摺がグラグラしていないか。(補修予定)

将来、手摺が落下する原因となり、生命にも危険が伴いますので要注意です。


3)バルコニー手摺のビスが中途半端な締めとなっている。(補修予定)

ビスをしっかり締めていない箇所が複数存在しています。


4) バルコニーの防水にゴミがかんでいる。(補修予定)

ゴミが落ちている上から防水を施したために,いたる所に小さなツブのかたまりとなっている。これが、はじけ破れ結露・水漏れが拡大する恐れがあります。




 昨年5月に1級建築士による瑕疵診断を実施し、次の共用部分の補修を実施させました。


○キャノピー(屋外屋根つき通路)の鉄骨サビの全面塗装及びタイル浮きの補修。


○1階フロアのタイル浮きの補修。


○外壁タイル浮きの補修。


○風除室窓屋外側コーキングなしの補修。


○植栽コンクリートの浮きの補修。


○屋外非常階段のコンクリート浮きの補修。


○屋外フード下部のコーキングの補修。


○ルーフドレンのサビによる塗装。


○雨水枡廻りモルタルの割れ・剥げの補修。


○駐車場出入り口のコンクリート割れの補修。


○その他




 オートロック設置のマンションは防犯対策上で安全と過信していませんか。一見安全と思われますが、その保障はありません。その筋の方であれば、カギなしで10から20秒程度で簡単に開錠し入館します。
 これは、オートロックセンサーの設置位置にもよるが、ドアの中央上部にセンサーが設置されている場合 は要注意でしょう。

したがって、次のことに配意しましょう。


○ゴミ出し等で室外に出る短時間の間でも必ず施錠をすることが防犯となります。


○玄関ドアの鍵は複数取り付けると安全度が増すと思います。


○鍵は合鍵が簡単に複製できないものを設置すると更に安心と思います。




 購入者は、営業担当者を信頼して契約を交わすことが一般的と思います。
 購入者が心配毎を伝えると、大丈夫です何かありましたら責任を持って対処しますからと安心させる説明をすると思います。

 いざ問題が発生して、改善を申し入れると逃げ腰になることが見受けられます。騒音に関しては、当初は「静かです」と説明しておきながら、騒音で悩み改善を求めると、「一般的な騒音の範疇だとか」、「受任できる範疇だとか」と主張し改善をしょうとする姿勢が見受けられません。
 したがって、購入者は販売者を信頼する一方で、不具合が発生した箇所の記録を写真及び時系列で記録を残しておくことが良いと思います。
 特に心配となる問題については、念書等を交わしその上で契約することを申し入れてはいかがでしょうか。




 マンションの押入れ、クローゼットは一般的な住宅サイズより小さめがほとんどです。
 マンションの造りによっても大きさは一定でないので、家財の調達等には十分注意を要します。持参・購入してから、設置できない等の失敗をしないよう注意しましょう。

 そのために


○各室内、押入れ横幅・奥行き、クローゼット横幅・奥行き及び収納場所等の寸法を間取りごとに記録するとよいと思います。


○その上で、使用中のタンス等の家財が置けるか事前に確認するとよいです。


○特に、ベット等の家財を購入する場合は、事前に確認した寸法に合わせ選択します。


○寝室の寸法とベットを設置する向き及び隙間(歩く部分)等を確認します。




 マンションの住環境や地域環境を確認することも重要なポイントと考えます。
 特に、騒音は就寝の妨げになり健康を害する要因になりますので、次のことを確認しておきましょう。


○天候が悪く風の強い日に室内の騒音環境を確認する。


○近隣の道路状況を確認。 道路側に寝室があれば騒音の影響はあると考える。


○上階からの振動音等を確認する。場合によっては2上・下階まで確認する。


○下階からの声・色々な音等が聞こえてこないか確認する。


○換気口が車道側に設置されている場合、騒音防止が施されているか。


○壁の間にグラスウールを入れると騒音防止になるがそのようになっているか。


○騒音防止として、壁のボードが2枚張りになっているか。


○最上階を希望する場合は、屋上避雷針からの振動騒音にも注意する。
エレべーターマシンレスタイプの設置方法は、天井からの騒音発生の恐れがある。


○最上階を希望する場合は、屋上設置設備(アンテナ・フェンス等)からの発せられる騒音の恐れがある。


○駐車場を選ぶ際、屋上からセッピが落下する危険性がないか。


○その他




 この2年9ヶ月間、強風による屋上避雷針の異常騒音(天井共鳴振動音・ウナル音)により、まともに就寝することができず健康にも変調をきたし、悩み続ける状況で推移してきました。

 分譲会社は、この異常騒音を認めようとしない発言の繰り返しで今日に至っています。ようやく「避雷針騒音改善」に対し、話合いに応じていますが、分譲会社の立場を最優先させて、購入者の立場に立って問題解決をしょうとする姿勢が見受けられません。
 なぜか、購入者が更に困るであろう方向に追い込む手法の繰り返しといわざるを得ません。いづれにしても、この問題の解決のため粘り強く取り組んでいく所存です。

 皆様の暖かいご支援よろしくお願いいたします。