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未払金について
支出の部の費用全般について、未払金が発生する場合があります。
未払金とは? 例えば、会計期間が4月〜3月末決算の場合、3月に納品された灯油代は、4月になって請求され、実際の支払いも4月か5月ということになります。
この納品されているが、決算期間までに支払いが発生していない費用を未払金として処理します。
何故、このように未払金として処理しなければならないのか? 会計帳簿への記帳の方法には、発生主義と現金主義とがありますが、月次の予定収支又は年次予算と当該会計期間内に発生した収入及び支出を比較することができること、及び管理費や修繕積立金などの未収金の管理がしやすいことなどから、発生主義を原則とすることが望ましいとされています。 「未払金として処理する」方法が、この発生主義に基づく方法です。
※ 赤字隠蔽の未払金隠し 大手管理会社の一部に、意図的に(未払金を計上しない)現金主義を採用して、管理組合の赤字体質発覚を遅らせようとする場合があります。
例えば、3月に大量に消費した灯油代の請求書があるが、実際には4月に支払うからとの理由で3月末の決算から、この支払い費用を除外した決算を行うのが現金主義ですが、このような処理方法は会計期間内に発生した収入及び支出を正確に比較することができなくなり、ドンブリ勘定を誘発し、管理組合が赤字体質の場合にその発覚を遅らせ、問題解決への取組みをも遅らせます。
何故、管理組合にとって問題のある現金主義という方法を採用するのかといえば、管理組合設立の初年度又は2年間は、管理費会計が赤字の場合、デベロッパー(又は管理会社)がその赤字分を補填する事を謳い文句にして販売されたマンションの場合に、実際には多額の赤字が発生していても、その赤字幅を小さく見せる、又は黒字に見せ掛ける目的があるようです。
※ 上記のような、意図的な現金主義の採用ではなく、単にズボラな体質で現金主義を採用している場合もありますが、この場合は、未収金(滞納問題)をはじめ全てにおいてズボラな処理が行われている危険性が大きいので要注意です。
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