建築設備点検費(定期報告)の確認点


1.建築設備点検費(定期報告)を管理委託費契約に含んでいる場合があります。これは、好ましくありません。なぜなら、建築設備点検費は委託するような業務ではなく、請負業務だからです。

 管理会社に建築設備点検費を含めて一括して管理委託契約している場合は、委託契約書の見直しを検討して下さい。


 管理会社に業務請負契約により発注している場合は、契約書に契約額が記載されていますので、確認して下さい。



2.建築設備点検費(定期報告)は法定で年に1度の報告義務があります。

 対象;マンションは共同住宅なので、「3階以上の建物で、かつ床面積の合計が1,000m2を超えるもの」が対象となります。つまり、3階建以上の建物で戸数が10以上あれば対象となると考えて下さい。

 札幌市の場合、特殊建築物等の定期報告を参照して下さい。


☆要注意(築1、2年目)

 報告義務は毎年ですが、「定期報告は、検査済証の交付からその直後の年度の報告は免除されます。(初回免除:基準法施行規則第5条)」ですので、新築1年目のマンションの場合は、費用は発生しません。



3.建築設備点検費(定期報告)の金額の目安は?

 点検に特殊な器具、道具というものは使いません。全て人件費と考える事ができます。ですから、中規模マンションの場合、点検に半日、書類作成に半日の1日分の人件費が点検費用と考えられます。


勘定科目 20戸規模 50戸規模 75戸規模 100戸規模 150戸規模
建築設備点検費 40,000 50,000 50,000 60,000 70,000

 この金額は、請負業務費として調査報告された後に支払う費用です。
 新築1年目は、支払いは発生しません。2年目以降に支払いが発生。




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