「電気代節減対策の有効性」


 11月末の某新聞に「電気代節減知恵比べ」と題して、マンションの電気料金節減対策が3例紹介されました。
 特に、既存の管理組合の工事支出が小さい反面、電気料金削減メリットが大きい「共用部分に高性能電子ブレーカー設置」という対策を検証し、紹介いたします。


※ 参考 高性能の電子ブレーカーや安定器…用途・場所に応じ、サービス浸透

※ 参考 電気代節減 知恵比べ


(1)記事内容

 共用部分(エレベーターや給排水・オイルポンプ等の三相モーター)の基本料金を、高性能電子ブレーカーを設置することで軽減する。


1)月額基本料金4万円 ⇒ 17,800円。 56%減。

2)年間 266,400円削減

3)電子ブレーカーリース料 ⇒ 月額7千円〜8千円


(2)上記の記事から推定

1)三相機器が トータル 30〜35kW前後のマンション

2)高性能電子ブレーカー 40A〜50Aを設置

例:40A×200V×√3÷1000=13.856=14kW契約

例:14kW×@1,228円50銭×0.95=16,339円05銭

3)インターネットで同様の電子ブレーカーを検索すると、JET規格の適合性検査証明書を取得と紹介あり。

4)上記の電子ブレーカーを設置する工事を電気工事店から電力会社に申込みし、検査に合格すれば基本料金減額が成立。


(3)管理組合の有益性

1)新聞記事の削減額であれば、リース料を支払っても単純に有益。

2)電力会社の条件(供給約款)などが変更にならない限り有効。

3)それぞれのマンションで規模に違いがあるため、電気料金の削減額およびリース料の支払い金額・期間、さらに緊急時の対応先など詳細な提案を受け、理事会もしくは管理組合で検討し判断すること。